用途別おすすめCPUの紹介、まとめ2017年版(AMD編)

■現在主流となっているお勧めのCPU(AMD編)
・CPUの種類が非常に多くなり分かりづらくなったため、
最新または最近のCPUの中でお勧めできるものを用途別に紹介しました。

■最近のAMD CPU(Ryzen、FX、Aシリーズ)の方向性
■メリット
・Zenアーキテクチャを採用したRyzenシリーズは、
AMD FXシリーズと比べ大幅なパフォーマンス向上と省電力化を果たしており、
intelのCPUと比べても高いコストパフォーマンスとなっている。
・Ryzen 7シリーズは8コア16スレッドと非常に多い。
・Ryzen 5 1600シリーズは6コア12スレッド、
Ryzen 5 1500以下のシリーズは4コア8スレッドと予定されている。
・Aシリーズは内蔵GPUを搭載している。

■デメリット
・Ryzenを搭載するにはSocket AM4ソケットがあるマザーボードが必要で、
今までのマザーボードを使いまわすことは出来ない。
・RyzenシリーズはWindowsではWindows 10しかサポートされない。
AMD FXシリーズはSocket AM3+、AシリーズはSocket FM2+、FM2、FM1に対応。
・Ryzen 7、5シリーズ、AMD FXシリーズは内蔵GPUを搭載していない。
・AMD FXシリーズは消費電力が非常に高い。

■関連情報
CPUの性能比較表2017年版

■AMDでお勧めできるCPU(性能が高い順)
・用途別にお勧めできるAMDのCPUを紹介します。
(カッコ内の数字はPassMarkスコアを参考にしたもの)

■動画編集、エンコードに向く高性能のPCを組みたい場合
・動画編集ソフトはPCゲームと比べると多くのコアに最適化されているので、
コアクロックよりもコア数が多いCPUの方が向いている。
また基本的なスペックが高いためPCゲームの用途にも向いている。

Ryzen 7 1800X 3.60GHz TDP 95W 8コア 16スレッド(約15500)
Socket AM4のマザーボードに対応しているZenアーキテクチャを採用したCPU。
コア数が非常に多く1コアあたりのクロック数も高いため、
動画編集、エンコードの用途に非常に向き3Dゲームの用途においても、
十分なパフォーマンスを持っているのが特徴となっている。
また電力効率はFXシリーズとは違い高くなっているのも良く、
XFRという機能もありプロセッサの冷却条件が良ければ、
自動的にブーストクロックより高い動作クロックとなり、
さらに高いパフォーマンスを得ることも出来る。
性能あたりのコストパフォーマンスは圧倒的に高いが、
RyzenシリーズではWindows 10しかサポートされないので注意すること。

Ryzen 7 1700X 3.40GHz TDP 95W 8コア 16スレッド(約14600)
Socket AM4のマザーボードに対応しているRyzen 7シリーズ。
8コア、高クロック、高い電力効率を持つ高性能なCPU。

■最新の3Dゲームに向くPCを組みたい場合
・PCゲームは動画編集ソフトと比較すると、
多くのコアに最適化されていないので高クロックで4コア搭載したCPUが向いている。
またCPUに内蔵されているGPUだけでは3Dゲームは快適に動かないので、
別途グラフィックボードを搭載する必要がある。

Ryzen 7 1700 3.00GHz TDP 65W 8コア 16スレッド(約13900)
Socket AM4のマザーボードに対応しているRyzen 7シリーズ。
多くのコアを持ち省電力でハイパフォーマンスなのが特徴となっている。
Ryzen 7 1800X、1700Xと比べると安価で省電力なため扱いやすい。

AMD FX-8350 4.00GHz TDP 125W 8コア 8スレッド(約9000)
Socket AM3+のマザーボードに対応しているAMD FXシリーズ。
多くのコアを持ちコアクロックが高く安価なのが特徴となっている。
しかし消費電力が高いのが欠点となっているため、
省電力を求めるユーザーにはお勧めできない。

■値段と性能のバランスの取れたPCを組みたい場合
・ほとんどの作業を快適にこなす事ができ、
高負荷のPCゲームに対応しエンコードもそれなりに出来る、
性能あたりの値段が安いCPUとなっている。

AMD FX-8320 3.50GHz TDP 125W 8コア 8スレッド(約8200)
Socket AM3+のマザーボードに対応しているAMD FXシリーズ。
多くのコアを持ちコアクロックが高く高めのパフォーマンスを持つが、
消費電力がかなり高いのが問題となっている。
最新の3Dゲームをプレイできエンコードもそれなりにできる。

AMD FX-8320E 3.20GHz TDP 95W 8コア 8スレッド(約7400)
Socket AM3+のマザーボードに対応しているAMD FXシリーズ。
性能あたりの消費電力はそこそこでそれなりのスペックを持つのが特徴。

■安価である程度のパフォーマンスを持つPCを組みたい場合
・ほとんどの作業を快適にこなす事ができ、
高負荷、最新のPCゲーム以外を快適にプレイすることができ、
エンコードも一応こなせる安価なクラスのCPU。

AMD FX-6300 3.50GHz TDP 95W 6コア 6スレッド(約6400)
Socket AM3+のマザーボードに対応しているAMD FXシリーズ。
Phenom II X6 1100T以上のスペックを持ち、
それなりに消費電力も低いためAMD FXシリーズの中では扱いやすい。

A10-7860K 3.60GHz TDP 65W 4コア 4スレッド(約5700)
Socket FM2+のマザーボードに対応しているAシリーズ。
内蔵GPUを搭載しており軽い3Dゲームをプレイすることができ、
エンコードも出来なくは無いCPU性能を持っている。
性能はそれほどいらないまたはサブマシンとしての運用に向いている。
もう少しスペックを上げたいのであればA10-7890Kも悪くは無い。

A8-7600 3.10GHz TDP 65W 4コア 4スレッド(約5400)
Socket FM2+のマザーボードに対応しているAシリーズ。
ある程度のCPU、GPU性能を持っておりサブマシンに向く。

■とにかく省電力で小型のPCを組みたい場合
・省エネまたは発熱が少なく小型なPCを組みたい場合にお勧め。
高負荷のPCゲームやエンコードには不向きだがそれ以外の作業は十分こなせる。

Athlon 5370 2.20GHz TDP 25W 4コア 4スレッド(約2700)
Socket AM1のクアッドコアCPU。
省電力でサブマシンまたはスペックを必要とする作業をしないユーザーにお勧め。

■スペックを考えずとりあえず安価なPCを組みたい場合
・処理能力は低いがとにかく安くPCを組みたい場合に使える。
高度なPCゲームをしない、エンコードもしないまたはたまにする、
他の作業をそこそここなせる程度のスペックを持っている。

Athlon 5150 1.60GHz TDP 25W 4コア 4スレッド(約2100)
Socket AM1のクアッドコアCPU。
省電力でサブマシンまたはスペックを必要とする作業をしないユーザーにお勧め。

Sempron 2650 1.45GHz TDP 25W 2コア 2スレッド(約1000)
Socket AM1のデュアルコアCPU。
最低限のスペックを持っており出来る限り安く済ませたいユーザー向け。
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